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お薦め本(2)

呆然!ニッポン大使館―外務省医務官の泣き笑い駐在記..徳間文庫
久家 義之 (著)

大学病院に勤務していた医師が,ふとしたきっかけで外務省の医務官に転職(?)します。
ヨーロッパのきらびやかな大使館生活を夢見ていたのですが,最初の赴任先はかなりの僻地・・・。
勤めていた大学病院ともかなり勝手が違います。
大使館の人間関係や外務省の不思議な慣習など医務官の目から見た大使館をつづった一冊です。
今何かと騒がれている外務省ですが,大使館はこんな感じなんだーというのが見えて,興味深かったじょ。

平成三十年〈上〉 何もしなかった日本
平成三十年〈下〉 天下分け目の「改革合戦」
堺屋 太一 (著) 朝日新聞社

平成三十年・・・。
カオリはいったい何をしているのだろう???
この本は,もしも今の日本が何も改革をしなかったらこうなっているであろう,という状態を綿密な統計と予測をもとに書き上げた近未来小説のようなものです。
超高齢化社会になり,医療や福祉や介護の問題も山積み。
税金は所得の半分以上となり,消費税も10%以上に。
1ドル200円以上になり,貿易赤字で大変です。
一方では少子化が進み,大学などからは入学勧誘のダイレクトメールが届くようなことになります。
この本の中には,新しいビジネスモデル(?)も10個以上出てきます。
いずれも観光事業だったりネット関連だったりエンターテイメントだったりで,これからの時代の流れが見えてくるようです。
この本のもう一つの楽しみは,登場人物の名前が戦国時代の武将や豪農などを当てていることです。
それぞれの行動も戦国時代の動きを真似て裏切りあり,協力ありでニヤニヤしながら読むことができます。
この本に出てくる平成三十年の日本というのは,経済的にはかなり悲惨な状態です。
読み終わった後も,しばし呆然としてしまいました。なんか怖いじょ。
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